会社の概要を決める

会社を設立するためには商号、本店所在地、事業目的、資本金、決算期、役員の任期、設立時の役員について検討する必要があります。

■商号
商号は会社名のことです。必ず、前後に「株式会社」や「合同会社」といった文字を入れます。「株式会社」や「合同会社」の文字は個人事業主では入れられないため、ここが商号における個人事業主との大きな違いです。

■本店所在地
本店所在地には必要があれば、ビル名等も入ります。

■事業目的
事業目的を決めます。業種や将来に考えている事業等を明瞭かつ具体的に記載しましょう。

■資本金
資本金については1円でも設立はできますが、信用力を考慮する必要があります。いわゆる「1円起業」は実質的には望ましくありません。資本金の少ない方は、現物出資という方法もあります。
決算期は事務手続き上の関係から年1期が通常です。会社の繁忙期や税務申告の観点から決めるとよいでしょう。

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