仕入（買掛金）の把握

買掛金の管理は、仕入先への支払金額に関わる重要な業務であり、正確性が要求されます。また、購買実績の把握のためにも重要な業務となります。万が一、買掛金の支払不足や誤って支払忘れをした場合には、会社の信用度を一気に落としてしまう可能性があるため、日頃の買掛金管理が重要となってきます。

そうした事態を防ぐためには、得意先ごとの買掛金台帳を作成することが有効になります。

買掛金台帳を作成する際は、売掛金と同様に買掛金の得意先別補助元帳や補助残高一覧表を作成することにより、得意先別の買掛金の内容を把握することができます。また、注文したものと納品物や請求書などをチェックすることで、トラブル防止につながります。

作成した買掛金台帳は、最後に合計請求書と差が生じていないかを確認することで、記入漏れを防ぐことができます。

買掛金管理台帳の作成が完了すれば、基本的にはこの台帳をもとに、支払の状況を把握しましょう。支払を行った場合は、預金管理を行うと同時に消し込みを行うことによって、支払先のどの取引の買掛金が現在未払いとなっているのか、残高として残していいのかを把握することができます。また、支払先に契約時に決めた支払基準を元に支払を行うことで、信用度合があがることにもなります。

中谷彰吾税理士事務所は、小田原市を中心に「日本一敷居の低い税理士事務所」として活動いたしております。買掛金の把握でお困りの場合は、当事務所にご相談ください。適切な買掛金管理を行うことで、皆様のビジネスをご支援いたします。